2025年10月20日月曜日

霧の中にいるみたいな音楽 ─ ダブ・テクノ

 夜、イヤホンして音楽流したら、なんか世界がゆっくりになる時ない?

ダブ・テクノは、まさにあの感じの音楽。
低めのビートと、もや〜っと広がる音が混ざって、霧の中にいるみたいになる。


■ ダブ・テクノってどんな音?

テクノのビートに、ダブ(レゲエの残響っぽい音処理)を混ぜたジャンル。
難しく言うと「空間を鳴らす音楽」だけど、要するに音が広がって包まれる感じ
うるさくないのに、聴いてると頭がどこか遠くに行くような、不思議な感覚がある。


🎧 聴くと霧の中に吸い込まれる3枚


① Porter Ricks — Biokinetics(1996)

Porter Ricks Biokinetics

これは“海の底のテクノ”。
音が全部、水の中で反射してるみたいにゆらいでる。
目を閉じると、暗いトンネルをゆっくり進んでる気分になる。

🔗 Biokinetics — Wikipedia

おすすめ曲:Port Gentil, Nautical Zone


② Yagya — The Salt on Her Cheeks

Yagya

アイスランドの人が作った音楽なんだけど、
雪の夜に聴くと完璧。
音がずっと遠くで鳴ってるのに、なぜか心の近くで響いてくる。
16分ある曲だけど、気づいたら終わってるタイプ。

🔗 Top 20 Dub Techno Tracks — FunkyJeff77


③ Basic Channel — Quadrant Dub

Basic Channel

ダブ・テクノの「始まり」みたいな曲。
派手じゃないのに、音の間の“空気”がすごい。
静かにテンション上がるタイプ。
夜行バスとか、終電の車内で聴くとハマる。

🔗 Best Techno Albums Ever — Optimistic Underground

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